Jリーグは9月26日、レノファ山口FC、ギラヴァンツ北九州を含む49クラブにJ1クラブライセンスが交付されたと発表した。ライセンスは成績面以外の昇格要件が整っていることを示すもので、独立したクラブライセンス交付第一審機関(FIB)が審査し、判定した。
ホームスタジアムやトレーニング施設、財務面などを総合的に判断する。レノファはスタジアムのトイレ数、テクニカルダイレクターの設置などの要件で特記事項が付いたが、いずれも制裁免除の対象でライセンスには影響していない。ギラヴァンツはフィットネスコーチの要件が未充足だったが、ライセンスには影響しなかった。
FIBは新スタジアム構想が進展していなかったブラウブリッツ秋田、鹿児島ユナイテッドFC、FC琉球の3クラブにもJ1ライセンスを交付。クラブライセンス事務局は発表資料で「新スタジアム整備に向けた意向が表明されたことからクラブライセンス交付という判断となったが、今後も引き続き状況確認を行う必要があると判断された」と注記した。