J2レノファ山口FCは9月14日、維新みらいふスタジアム(山口市)で愛媛FCと対戦し、2-1で白星を飾った。三幸秀稔と山下敬大が前半の早い時間帯でゴールを決め、後半は愛媛の猛攻を耐え抜いた。
3連敗で試合を迎えたレノファ。前節からはメンバーを入れ替え、U-22日本代表の北中米遠征から帰ってきたばかりの高宇洋をスタメンに戻したほか、累積警告のために出られない楠本卓海に代わって、右サイドバックを主戦場とする前貴之をセンターバックに配置した。
レノファは第28節ヴァンフォーレ甲府戦からフォーメーションを3-4-3から4-3-3に変更した。3-4-3では両サイドを張る選手(ウイングバック)の重心が下がり守備的になるが、4-3-3の場合は攻撃に人数を割きやすくウイングも飛び出しやすい。幅を使った攻撃と相手陣地でのポゼッションを狙うレノファにとって、4-3-3は最適解の一つと言えるだろう。