6試合連続でスタメン起用されているセンターバックの河野貴志。関西大から加入したルーキーが守備でも、そしてセットプレーからのヘディングシュートでも存在感を放っている。
今季はこれまでに9試合に出場。フィジカルや走力を生かして相手FWと競り合うのが持ち味だが、特筆に値するのがセットプレーから放つシュートへの感覚だ。実は第7節秋田戦を除く8試合全てで、河野は公式記録のシュート欄に「0」以外の数字を刻んでいる。
初結実は第20節のG大23戦で、アウトスイングのコーナーキックに頭で合わせた。「ゴールから離れていくボールだったが、イケさん(池元友樹)もブラインドになってくれていた。イケさんのお陰もあるが、でも、ゴールは決めたら嬉しい」と笑顔のJ初得点をマークした。