J2レノファ山口FCは11月16日、維新みらいふスタジアム(山口市)にモンテディオ山形を迎え、今シーズンのホーム最終戦に臨んだ。前半で2点をリードするゲーム展開となったが、後半に山岸祐也にハットトリックを決められ、逆転負け。3連敗で順位を15位に下げた。
試合開始前の段階での山形の順位は4位。J1自動昇格圏の2位とは勝ち点6差、プレーオフ圏内外も混戦で、山形にとっては落とせない試合となっていた。レノファは14位で昇格・降格ともに絡まない位置に付けていたが、13位との勝ち点差が5で連勝すれば順位を上げる可能性があったほか、霜田正浩監督は「山口にサッカー文化を根付かせるためにも、こういう(ホーム最終戦という)節目のゲームをしっかり勝たないといけない」と強調。公開練習を予定していた14日のトレーニングを非公開に切り替えるなど、高いモチベーションで試合に備えた。