(本文は掲載誌本誌でご覧ください)可能性が潰えるまで上位に食い込むことを目指してきたが、願いに反比例するように成績は下降。一時は復調を見せたものの、最終的には4連敗を喫して15位でシーズンを終えた。今年のレノファは成長のためのクラムジーだったのか、それとも歯車が噛み合わなくなってしまったのか。蛍雪の1年を振り返る。
今年のチームがスタート段階で、レノファはメンバーが充実していた。2018年シーズンでキーマンとなった三幸秀稔と前貴之の2選手が他チームには移籍せず、レノファでのプレーを継続。22ゴールをマークしていたオナイウ阿道は大分トリニータに移籍したが、経験値の高い選手や若手の有望選手などに声を掛け、元日本代表の工藤壮人、ドリブラーの田中パウロ淳一、プレースキックに強みがある吉濱遼平、それに年代別代表に選ばれてきた佐々木匠などを迎え入れた。