J3ギラヴァンツ北九州は8月19日、ホームのミクニワールドスタジアム北九州(小倉北区)でFC琉球と対戦し、0-1で敗れた。下位のSC相模原が勝利したため、ギラヴァンツは最下位に転落した。
前半の途中からギラヴァンツは敵陣にボールを意図的に運べるようになり、数度の決定機を創出する。しかし、最後でシュートを打ちきれない場面が多く、ゴールをほとんど脅かせない。後半には新加入FWのエドゥアルド・メロを投入するもゴールには結びつかなかった。
逆に前半は思うように戦えていなかった琉球が徐々に修正し、後半18分にはクロスに野田隆之介が合わせて決勝点となるゴールをしずめた。
ギラヴァンツの公式記録でのシュート本数はわずか5本だった。チャンスは作れていただけに勝ち点3を失った印象は強く、田坂和昭監督は試合後、「前半に3点くらい入ってもおかしくないような形だった。ゴール前のパワー感はまだ足りない。クロス、スルーパスの精度、突き詰めないといけない」と熱を込めて語った。
次戦もホーム戦で鹿児島ユナイテッドFCと対戦する。