明治安田生命J2リーグは6月26日、各地で7試合が行われた。レノファ山口FCは維新みらいふスタジアム(山口市)でヴァンフォーレ甲府に2-1で逆転勝ち。試合終了直前に橋本健人がミドルシュートを決め、白星を呼び込んだ。
前半を0-0で終え、試合は後半に動いた。
後半30分に甲府・山田陸のフィードをウィリアン・リラが右サイドで回収。すぐにクロスボールを入れようとしたが、これがレノファのDF渡部博文の足に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。
レノファは不運な形で失点したが、集中力が切れることはなく、その3分後には沼田駿也の左からのクロスボールに池上丈二が反応。体を投げ出してヘディングシュートを決め、同点とする。
さらにアディショナルには相手のクリアボールを拾った神垣陸から二次攻撃を組み立て、橋本健人がミドルシュートをしずめた。橋本は今季2点目。これが決勝点となり、レノファがリーグ戦では3試合ぶりの勝利を手にした。