自転車ロードレースのマイナビツール・ド・九州は10月8日、第2ステージを熊本県の南小国町から南阿蘇村にかけての約108キロで行われた。雨の中でのレースをアンドレイ・ゼイツ(カザフスタン、アスタナ)が制し、日本人では留目(とどめ)夕陽(EF-NIPPO)が3位に入る健闘。個人総合時間賞はゼイツがトップに立った。
世界最高峰カテゴリーのUCIワールドチームに籍を置くアスタナ・カザクスタン(カザフスタン)のベテラン選手たちがレースを動かし、南阿蘇村の山岳区間で後続を引き離した。ゼイツとアントニオ・ニバリ(イタリア、アスタナ)が先行する中、若手有力選手の留目が食らいつき、粘りの走り。ゼイツからは遅れたものの、ニバリと同着でフィニッシュした。