明治安田J2リーグが開幕し、レノファ山口FCは7年ぶりの敵地での開幕戦を1-1で引き分けた。新加入の若月大和が先制点を奪取。セットプレーで追いつかれたが、昨季をJ1で戦っていた横浜FCに善戦し、価値ある勝ち点1となった。
レノファは関憲太郎▽前貴之▽平瀬大▽キム・ボムヨン▽新保海鈴▽吉岡雅和▽佐藤謙介▽田邉光平▽若月大和▽河野孝汰▽梅木翼――の11人が先発。中央大出身のルーキー田邉がボランチでボールに関わったほか、期限付き移籍から復帰した新保が左サイドバックで出場し何度も相手陣深くに押し込んだ。
後半7分にはレノファが先制する。相手ゴールキーパーのフィードを田邉が相手陣でカットすると、それを梅木がペナルティーエリアの右隅でヘディングで中継。これを回収した若月がシュートを放った。シュートは相手DFに当たって方向が変わり、ゴールイン。若月はこれがJリーグ戦初得点となった。
ただ7分後にはセットプレーから横浜FCにゴールを許してしまう。レノファは終盤もチャンスは作るも勝ち越し点までは届かず、ドローでの決着となった。