自転車ロードレースのマイナビツール・ド・九州は10月6日、国際レース(7日〜9日)に先立って北九州市小倉北区の中心部を周回する興行レース「小倉城クリテリウム」を行い、ブリヂストンの兒島直樹が優勝した。
レースは小倉城や勝山公園の周辺を25周する形式で開催。序盤はVC福岡、JCLチーム右京などが仕掛けたが、終盤はブリヂストンが集団の先頭に立って優位にレースを運んだ。
最高峰カテゴリー・UCIワールドチームのアスタナも選手を前方に送り込んだほか、UCIプロチーム=2部相当=のボルトンエクイティーズも集団先頭に選手を入れた。
しかしアジア競技大会トラック種目で活躍した窪木一茂を擁するブリヂストンが速度を上げて先行。ゴールスプリントも制して兒島と窪木のワンツーフィニッシュを成し遂げた。
アスタナはエフゲニー・ギディッチが3位。
国際レースは10月7日、メディアドーム(小倉北区)でスタートする。