J3とJFLの入れ替えは、JFL所属チームのJ3ライセンス取得状況によって変化する。

　原則としてJFLの1位が自動昇格、2位が入れ替え戦の対象となり、J3側は19位と20位が自動降格か入れ替え戦の対象となる。ただ、今季はライセンスを持たないHONDA FCがJFL優勝を決めており、自動昇格（自動降格）の可能性は消滅。JFLの2位にJ3ライセンスを取得できるチームが入った場合のみ、J3最下位との入れ替え戦（ホーム・アンド・アウェー方式）が発生する。

　JFLは前節を終えてソニー仙台FC（ライセンスなし）が2位に入っているが、ライセンス取得の可能性がある3位レイラック滋賀が勝ち点3ポイント差でソニーを追い、4位ラインメール青森も同4ポイント差で追走する。滋賀か青森が2位に入れば、ギラヴァンツとの入れ替え戦の可能性がある。

　11月19日のJFL第29節で次のような結果になった場合、ギラヴァンツのJ3残留が決まる。

【ソニー〇（勝ち）】
　滋賀△または×　→ギラヴァンツ残留
【ソニー△（引き分け）】
　滋賀× かつ 青森△または×　→ギラヴァンツ残留

　ソニーが×（負け）の場合はJFL最終節（30節）まで持ち越す。

　対象チームの試合はいずれも19日午後1時キックオフ。JFLまたは各チームのYouTubeチャンネルでライブ配信がある場合がある。
　ソニー仙台FC-FCマルヤス岡崎
　レイラック滋賀-FCティアモ枚方
　ラインメール青森-東京武蔵野ユナイテッドFC

【JFL上位順位表】
※表示は、順位（〇囲みはJ3ライセンス取得可能性あり）、チーム名、勝ち点、消化試合数、得失点差の順。各チームとも計28試合を戦う

１ホンダ　50（27）＋23
２ソニー　43（26）＋10
③滋賀　　40（26）＋８
④青森　　39（26）＋６
５浦安　　39（26）＋２