J2レノファ山口FCは7月22日、維新みらいふスタジアムでブラウブリッツ秋田と対戦し、1-2で敗れた。7試合ぶりの失点を喫し、連続無失点記録は6試合でストップした。
序盤から相手の強度の高い守備に苦しみ、レノファは自陣からなかなかボールを出せなかった。最終ラインから一気に相手守備陣の背後をねらうロングパスも目立った。さらに後半に入ると、フアン・エスナイデル監督はゲームメーカーの前貴之を交代するという選択を断行。これが裏目に出てゲームはいっそう落ち着かない展開となった。
後半38分にはCKから才藤龍治(秋田)にゴールネットを揺らされ、ついに7試合ぶりに失点。それでもレノファは途中出場の池上丈二が直接FKを鮮やかな弾道でしずめて同点とするが、その直後にクロスボールから丹羽詩温(秋田)にゴールを許した。攻撃の狙いが定まらなかったり、ゲーム展開が安定しなかったりと、レノファは良さを出せずに敗れた。