J2レノファ山口FCは8月16日、山口市の維新みらいふスタジアムで大宮アルディージャと対戦し、浮田健誠のゴールと粘り強い守備が実って1-0で勝利した。白星は6試合ぶり。
主力選手に負傷や出場停止などが続発したレノファ。今節は右サイドバックで田中陸が初先発し、右のウイングに浮田健誠、トップ下には池上丈二を配置した。
センターラインにボールを動かせる選手を揃え、上位との対戦ながらレノファは序盤からボールを握る。ただ、大宮が築くブロックは堅牢で、開始からしばらくは外側で回される形になってしまう。
徐々にペナルティーエリアに侵入するようになっていくが、ボール運びを改善するカギを握ったのが、池上のポジショニングだ。