J2レノファ山口FCは11月4日、MF佐藤健太郎選手の現役引退を発表した。
佐藤健太郎選手は三重県出身で、名張西高、順大を経てモンテディオ山形やジェフユナイテッド千葉、京都サンガF.C.でプレー。山形では2年目に主軸選手となり、J1昇格に貢献した。2017年2月にレノファに加入し、ボランチを持ち場にゲームを安定して動かした。
2020年にはJリーグ通算400試合出場を達成。今シーズンもJ2リーグ戦は24試合に出場し、通算のJリーグ出場試合は462試合となった。
報道発表で佐藤選手は「山口に加入を決断した時に、おそらくこのチームが最後のチームになる予感がしていました」と振り返り、「良い時ばかりでなく、悔しく、悲しく、苦しい場面も多くありましたが、そのような時にするファンサポーターの方とのたわいもない会話が励みになりました。コロナ禍で交流が絶たれたのはとても残念でしたが、ここで一区切りつけて、次のステージに進みます」とコメント。さらに次のように感謝を語った。
「16年間のプロ生活。周りの方々のお陰で、ここまでプレーする事が出来ました。これまでに培った経験全てが財産であり今の私を作ってくれました。これからもコツコツ、でも着実に力をつけて、お世話になった皆様に恩返ししていきたいと考えています」
「モンテディオ山形、ジェフユナイテッド市原千葉、京都サンガF.C.、レノファ山口に関わる皆様。どんな時も応援してくれたファン、サポーターの皆様。私を支えてくれた皆様。今までたくさんの応援、サポートありがとうございました」