J2レノファ山口FCは8月20日、維新みらいふスタジアム(山口市)で水戸ホーリーホック対戦し、1-0で8試合ぶりの勝利を手にした。
ハイライン、ハイプレスを徹底したレノファは最序盤から主導権を握って相手コートで試合を展開する。前半6分には田中渉が相手との奪い合いを制してボールを回収すると、GKがゴールから離れているのを逃さず左足でロングシュートを振り抜き、ゴールネットを揺らした。
なおも攻勢に出ていたレノファだったが、前半44分にスライディングで相手ボールを奪おうとした前貴之がレッドカード判定を受けて退場。後半は割り切って5-3-1の守備ブロックを作り、カウンターやボールを進められる隙があれば3-3-2-1に切り替えてゴールを狙った。
前後半で異なる戦い方になったが、素早い切り替えとプレッシングが奏効し、レノファが無失点で勝利を飾った。次戦は敵地で徳島ヴォルティスと対戦する。