J2レノファ山口FCは7月30日、維新みらいふスタジアム(山口市)でベガルタ仙台と対戦し、2-2で引き分けた。勝ち点32で、順位は17位のまま。
レノファは寺門陸、高橋秀典が先発するなどメンバーを変更して臨んだ。序盤は落ち着かない展開となったが、前半32分に先制に成功。高井和馬が相手のパスをカットしてショートカウンターを仕掛け、グラウンダーのクロスボールを供給すると、これを回収した沼田がゴールに流し込んだ。
しかしリードは長くは続かず、前半34分にコーナーキックから古巣対戦となった中山仁斗にゴールを許し、さらに同38分にも失点し、前半のうちに逆転されてしまう。
後半はレノファがボールを握る時間が増えるが、最後のクオリティーを欠いた。仙台もカウンターからチャンスを作るが決めきれず、1-2のまま試合が進んでいく。ホームで負けられないレノファは、最終盤に岸田和人、大槻周平など攻撃陣を積極投入。後半45分、右のコーナーキックのこぼれ球から渡部博文が押し込んでレノファが追いついた。3位仙台を相手に勝ち点1を掴み、連敗を3で止めた。