J3ギラヴァンツ北九州は4月15日、沖縄県でFC琉球と対戦し、0-2で敗れた。雨と強風の中だったが数度の決定機を生かせず、逆にセットプレーとミスから失点。5試合無勝利で17位(16日午後4時時点)に後退した。
同38分に右のコーナーキックを柳貴博に合わせられて失点すると、後半32分には右サイドからのクロスボールから生じたルーズボールに対してGK加藤有輝、DF村松航太の間で処理を誤り、相手にゴールを許した。
前半は風下、後半風上に立ったギラヴァンツはカウンターからチャンスを作るが、前線に人数を集められず、単発の攻撃に終始。GKと1対1となるシーンを作るも上形洋介のシュートはゴールネットを揺らせず、後半14分に3人を同時交代させて攻撃の顔ぶれを一新したが、試合終盤も決定機を増やすことはできなかった。
右サイドバックの夛田凌輔は4試合ぶりの出場、坂本翔はセンターバックに持ち場を変えるなど最終ラインを変更して臨んだ試合だった。しかし、守備では連係が合わず、攻撃でも十分に押し上げられず、左サイドハーフの岡田優希は孤立、右の野瀬龍世も噛み合わなかった。公式戦の次戦は4月23日の天皇杯県予選決勝。リーグ戦は29日にSC相模原と対戦する。