J2レノファ山口FCは10月21日、維新みらいふスタジアム(山口市)で2位徳島ヴォルティスと対戦し、0-3で敗れた。
今節を振り返る前に、レノファの前節までのチーム状況を見ておこう。
レノファは9月の連戦から守備の修正を図り、前掛かりに守備を仕掛ける部分とブロックを築く部分のメリハリを持たせた。全員で前向きに守備をしていくというコンセプトでシーズンに入っていたが、それが裏目に出て、相手のカウンターをまともに受けていたためだ。
「失った瞬間にカウンターを受けずに、ある程度相手が時間を掛けてくれたら、僕らはしっかりミドルブロックを作る。そこから出て行く。その戻るところがはっきりした」(霜田正浩監督、10月6日の取材で)