J2レノファ山口FCは4月4日、山口市の維新みらいふスタジアムで栃木SCと対戦し、0-1で敗れた。水含みのピッチで思うような試合運びができず、対栃木戦は5連敗となった。
雨上がりの空も、気圧されるほどの重い雲に覆われたままだった。試合終了のホイッスルが鳴った時や試合後に選手たちが難しい顔で頭を垂れる時に、どのような感情を持てばいいのか。それさえも釈然としない90分間が、重たい空気の中で幕を閉じた。
栃木は前線にタイプの異なるFWを置き、ロングボールを前線に当てて、セカンドボールから二の矢を放つ。長いボールも自陣から縦に飛ばすもののほか、ロングスローも多用してターゲットに集める。セットプレーでもセカンドボールへの反応が素早いチームだ。