J2レノファ山口FCは4月17日、維新みらいふスタジアム(山口市)でザスパクサツ群馬と対戦し、浮田健誠の決勝点で1-0で勝利した。ホーム戦では今シーズンの初白星。暫定16位に浮上した。
レノファは前節から両サイドのメンバーを入れ替えた。右サイドは途中出場が多かった池上丈二と川井歩のコンビで先発し、左も今季初出場となったヘナンと今季初先発の浮田健誠で縦関係を築いた。対する群馬もフォーメーションは4-4-2でレノファと同じ。メンバーは二人を入れ替え、古巣対戦となった渡辺広大などが先発したが、両サイドは変更せずに臨んだ。
カギを握ったのはサイドでの攻防。とりわけ、レノファのアプリ(レノファプラス)に掲載のプレビューでも触れた右サイド(群馬の左サイド)でのゲームメークが軸となり、レノファは池上と川井が持ち前のコンビネーションを発揮。群馬は加藤潤也など推進力のある選手を生かしてボールを運び、サイドからのクロスで大前元紀らFW陣に供給する。