5月12日に緊急事態宣言の発出地域が拡大されました。また、全国的にみても新型コロナウイルスは収まっているとは言えません。これらの状況を受け、私が担当しているJリーグチームのホーム戦取材に関して、一部の取材日程を見直します。
→【6月4日追記】取材再開について
新型コロナウイルス感染症の現況は、大変厳しい状況にあると認識しています。緊急事態宣言の内容は従前よりも緩和されたものとはいえ、例えば北九州市では市が管理する公共施設を原則として閉鎖するなど、厳しい措置が行われる見通しです。発出地域外でも拡大傾向にあり、少なくとも宣言解除の見通しが立つまでは、私自身も移動を伴う取材に関しては抑制的になるべきであろうと思っています。
特に医療や行政などのリソースを共有しない生活圏外、都市圏外への往来は、十分な感染防止対策を行っていたとしても、不測の事態が起きたときの接触者の捕捉において困難を伴うものとなります。グリーンゾーンに新たなウイルスを持ち込んだり、逆に持ち帰ったりして、感染を広げてしまう恐れもあります。
私の行動範囲に照らし合わせれば、北九州市と山口市の間での移動は、どんなに恣意的に解釈しても同一生活圏内での移動とは全く言えません。日々1万人が往来している北九州市-下関市間での移動とは全く性格が異なるものです。
こうした状況を踏まえ、生活圏を越えた地域で行う取材のうち、リモートで取材ができるものは一時的にリモートに移します。具体的には以下の試合に関しては現地取材を見合わせ、Yahoo!ニュースでのマッチレビューの掲載も取りやめます。
また、練習取材についても、練習が山口市で行われるものについては原則として見合わせます。レノファプラスに掲載する「ウエダノミカタ」などについては、リモート取材や独自取材での成果などを活用し、引き続きみなさまに記事をお届けしてまいります。
ギラヴァンツ北九州の主管試合におきましても、一部の現地取材を行わない見通しです。ただし、これは今シーズンのJリーグの取材申請がいっそう難しくなっているためであり(※1)、緊急事態宣言の有無と直接関係するものではありません。
このたびの緊急事態宣言は6月20日までが期限とされています。仮に6月20日までに解除された場合は以下のスケジュールで試合取材を再開していきます。
上記スケジュールで取材再開できた場合は、Yahoo!ニュースでのレノファ山口FCのマッチレビューを6月28日から再び掲載していきます。また、ギラヴァンツ北九州に関する前半戦の振り返りを7月中に掲載します。
なお、試合当日はtwitter等でリアルタイムに叫ぶ予定にしております。スポーツは違いますが、ジョナサン・ヴォーターズGM(EFエデュケーションNIPPO/自転車ロードレースチーム)のツイートよりは、多少は意味の通る叫びになろうかとは思います。レノファの試合に関する雑感は翌週の「ウエダノミカタ」でも触れたいと考えております。
どのような状況になろうとも、引き続き、皆様にお楽しみいただける記事を、心を込めて届けてまいります。これからも何卒よろしくお願い申し上げます。
このお知らせを掲載しているBunko.jp [うえだの本棚]は、私が書いてきた記事のアーカイブでもあり、過去記事を横断検索して本文の一部を表示できます。人物名等でも検索できますので、ぜひお役立てください。(例:宮成隆レノファ山口FC元GM、池元友樹ギラヴァンツ北九州クラブコーディネーター)