J2レノファ山口FCは6月27日、維新みらいふスタジアム(山口市)で大宮アルディージャと対戦し、0-1で敗れた。新旧監督対決として注目を浴びた試合は、大宮の勝利となった。レノファは15位のまま。
レノファは今年から渡邉晋監督が指揮を執っている。対する大宮は6月に監督交代に踏み切り、昨シーズンまでレノファを率いた霜田正浩監督が就任した。両チームとも成績は厳しい状況にあり、試合開始前の段階でレノファはリーグ戦で5戦続けて勝利がなく、大宮は14戦連続で白星から遠ざかっていた。
順位こそレノファは上に立っているが、クラブ規模やチームとしての経験値、個人の実力では明らかに大宮が上回る。渡邉監督は6月24日の練習後、大宮戦に向けて次のように語っていた。
「クラブ規模などを考えれば、(大宮は)J1にいるべきクラブ。そういうクラブが監督交代という大きなカンフル剤でこれから上がろうとする状況なのであれば、我々は最大限に持てるものを出して襲い掛かっていく。挑戦していかなければ到底倒せない」