J2レノファ山口FCは7月11日、維新みらいふスタジアム(山口市)でジュビロ磐田と対戦し、2-2で引き分けた。勝ち点1にとどまったが、島屋八徳と川井歩がゴールを挙げ、首位チームの連勝を8でストップさせた。
後半戦のスタートとなるが、今年は第23節の終了後に東京五輪の中断が入るため、チームとしての明瞭な区切りは次節を終えてから。渡邉晋監督は7月7日の練習後に、「チームにはあと二つ、中断までは突っ走ろうという話をしている」と語り、2試合多い前半戦の締めくくりに向けて強い覚悟を示した。
レノファにとっては2試合ともにホーム戦。今季の初勝利を挙げた相手で首位のジュビロ磐田、前回対戦では人数の優位性を生かせずに引き分けに終わったブラウブリッツ秋田を迎える。このうち、今節の磐田戦はチームの現在の実力や成熟度を測る重要なゲームとなった。