J3ギラヴァンツ北九州は12月21日、FW永井龍(ながいりょう)選手の完全移籍での加入を発表した。セレッソ大阪、サンフレッチェ広島などでプレーし、2022年シーズンの途中でファジアーノ岡山に加入。J1通算99試合7得点、J2では111試合で30得点をマークしている。
兵庫県出身の32歳。セレッソ大阪のアカデミーからトップチームに昇格し、2010年からJ1リーグ戦に出場。オーストラリアAリーグ(同国1部)で通算2シーズンにわたってピッチに立ち、その後はC大阪、V・ファーレン長崎、松本山雅FCなどで活躍、2020年からはサンフレッチェ広島で2年半、ファジアーノ岡山で1年半プレーした。実兄の永井義文氏はフットサルFリーグ1部シュライカー大阪の監督を務めている。
ギラヴァンツのプレスリリースで「たくさんゴールを決めること、そしてギラヴァンツ北九州をJ2に昇格させるために来ました。ミクニワールドスタジアムでゴールを取ることが、今からすごく楽しみで仕方ありません。共にひとつになって闘いましょう」と抱負を語っている。
また、期限付き移籍でJFLヴェルスパ大分でプレーしていたファジアーノ岡山所属の杉山耕二選手の加入も発表した。杉山選手は早大卒業後、社会人経験を経て2022年から岡山に所属。Jリーグ戦での出場はないが、東京武蔵野ユナイテッドFC、ヴェルスパ大分に期限付き移籍してJFLで試合経験を積んだ。
杉山選手はギラヴァンツの公式サイトなどを通じて「チームの為に、闘い、走り、鼓舞することが僕のプレーヤーとしてのアイデンティティです。サッカーを通して、皆様の心を揺さぶり、心を震わせるような選手で在れるように日々奮闘していきます」と誓う。