開幕前、昨季の主力選手の多くが移籍したこともあり、この中断を降格圏の19位で迎えている。J2復帰1年目だった昨季は、J3時代に培った組織力の高さを生かして上位に入ったが、ほとんどゼロからの再構築を強いられた今季、苦戦は必至だった。それでも降格圏をさまようほどの停滞ぶりは想定外でもある。
5月末から7月にかけては、リーグ6戦連続で無得点と攻撃面で物足りない試合が続いた。戦力のばらつきやコンディションの問題からメンバーを固定できず、23試合でわずか17得点。さらに失点も35を数える。ボールの奪われ方が悪く、取り返しに行く強度や判断、後方のリスク管理にも課題が残る前半戦となった。