J3ギラヴァンツ北九州は10月2日、ミクニワールドスタジアム北九州(ミクスタ、北九州市小倉北区)でJ3リーグ第27節を戦い、テゲバジャーロ宮崎に4-0で快勝した。今季最多得点。ミクスタではコロナ下で初の声出し応援も行われ、スタジアムが歓喜に沸いた。
ギラヴァンツは前半19分、宮崎のGK植田峻佑のミスを突いて平山駿がボールを回収し、ペナルティーエリア内に侵入。この時にGKに倒され、植田は一発退場。PKを得た平山が落ち着いて左隅にしずめ先制した。
数的優位の状態で試合を進めたギラヴァンツは、前半のうちに追加点。藤川虎太朗の鋭いスプリントと永田拓也のスルーパスがぴたりとはまり、ミドルシュートを突き刺した。後半に入っても7戦連続先発の上形洋介がコーナーキックの二次攻撃からゴールを決め、最終盤には針谷岳晃の縦パスを収めた前川大河が左足でネットを揺らし、宮崎を突き放した。勝利したギラヴァンツは順位を暫定11位に上げている。