J3ギラヴァンツ北九州は3月20日、ユニリーバスタジアム新富(宮崎県新富町)でテゲバジャーロ宮崎とリーグ戦で初対戦し、2-2で引き分けた。
目まぐるしく攻守が入れ替わる試合となった。前半6分に宮崎のFW工藤壮人がギラヴァンツ守備陣の背後を巧みに突いて先制。対するギラヴァンツは同37分、右サイドからのスピーディーなボール運びでゴールに迫ると、FW佐藤亮が鋭いシュートでネットを揺らし、前半のうちに同点とした。
後半もゲームは落ち着かず、後半23分に宮崎が高い位置でボールを奪い、MF下澤悠太が勝ち越しのゴールを決める。ギラヴァンツは再び1点を追いかける展開となったが、攻撃の手を緩めず、同29分にはペナルティーエリアの中でボールを動かしてFW高澤優也がゴールに突き刺した。
なおも双方に決定機が訪れるが、最後のシュート精度を欠くなど追加点を挙げられず、初対戦の九州ダービー(バトル・オブ・九州)は2-2の引き分けで試合を閉じた。ギラヴァンツの順位は14位。