JリーグYBCルヴァンカップ(Jリーグ杯)は4月17日、ファーストラウンド2回戦11試合が行われた。J3ギラヴァンツ北九州はJ1・FC町田ゼルビアと対戦し、1-2で競り負けた。
メンバーを大きく入れ替えて臨んだギラヴァンツだったが、相手のプレッシャーやセットプレーに苦しむ。後半4分にはバスケス・バイロン(町田)に先制点を決められてしまうが、同9分、山脇樺織が右サイドからクロスボールを入れると、そのこぼれ球を呼び込んだ若谷拓海が同点とするゴールを右隅にしずめる。
終盤は攻守が行ったり来たりする展開となり、ギラヴァンツは渡邉颯太と高橋隆大を投入して逆転を狙ったが、町田の守備を崩しきれなかった。同35分に途中出場の安井拓也(町田)にミドルシュートを決められ、万事休す。ただJ1チームに善戦したことは大きな経験となり、増本浩平監督は試合後、「(連戦による)日程の難しさはあるが、この強度、スピード感は僕らからしたらプラスでしかない」と前を向いた。