天皇杯2回戦が6月1日、各地で行われた。レノファ山口FCはケーズデンキスタジアム水戸で水戸ホーリーホックと対戦し、延長戦までもつれる試合を2-1で勝利した。
GKで寺門陸が初先発し、ルーキーの上本銀太、2種登録されたばかりの上村音生も途中からピッチに立った。
若手選手を中心とした布陣で臨んだレノファだったが、試合の最序盤にベテランが巧みにボールを動かし、佐藤健太郎との連係から島屋八徳が先制点を決める。
しかし主導権を握れたのは序盤戦のみで、その後は守備で耐える時間が続いてしまう。寺門の好セーブなどでゴールは守っていたが、後半31分、昨年までレノファでプレーした高井和馬にPKを決められ同点とされてしまう。
試合は延長戦に突入。一進一退の攻防の中、延長後半1分、右サイドのクロスに合わせた沼田駿也が勝ち越しとなるゴールを挙げ、レノファが水戸をくだした。
レノファは3回戦でJ1ヴィッセル神戸と対戦する。