天皇杯3回戦が6月22日、各地で行われた。J2レノファ山口FCはJ1ヴィッセル神戸に1-2で黒星を喫し、ベスト16進出はならなかった。
レノファはJ1チームを相手にも善戦し、シュート数では神戸の8本に対して16本を放つなど攻撃的に戦った。後半28分には橋本健人が左サイドからスルーパスを送ってチャンスメーク。田中渉がボールをつなぐと、池上丈二が鋭いミドルシュートを放ってゴールネットを揺らし、レノファが先制に成功する。
しかし、試合終盤はレノファにも疲れが見えて、ボールを奪うスピードが低下。大迫勇也、酒井高徳など代表経験者がピッチに立っていた神戸が最後は個人の力で上回り、後半39分に初瀬亮、同45分に酒井が連続得点を決めて逆転した。
レノファは3回戦で敗退。今後は下位に低迷するリーグ戦に集中する。