J2レノファ山口FCは12月19日、萩市出身で高川学園高、徳山大(現・周南公立大)を経て鹿児島ユナイテッドFCでプレーしていたFW山本駿亮選手が加入すると発表した。今季は鹿児島で2得点。そのうちの1点は今季最終戦で挙げた貴重な同点ゴールで、鹿児島をJ3からJ2に導くものとなった。
1999年生まれの24歳。高川学園中高、徳山大でプレーしたのち、2021年に鹿児島ユナイテッドFCに加入、これまでの3シーズンでJ3リーグ68試合に出場して7得点を挙げている。
12月2日のJ3リーグ最終戦では1点を追う試合終盤から起用され、左サイドを米澤令衣選手、鈴木翔大選手とパス交換しながら突破すると、ペナルティーアーク付近から左隅にシュートを決め、鹿児島に勝ち点1をもたらした。この結果、鹿児島はJ3リーグで2位が確定し、J2昇格を掴み取った。
山本選手はレノファの試合に関わった経験があり、レノファのプレスリリースでは「僕は生まれてから大学を卒業するまで山口で過ごしました。小学生の頃、当時中国リーグに在籍していたレノファの選手とエスコートキッズとして入場した経験があります。高川学園高時代には維新みらいふスタジアムでレノファ戦のボールボーイをした事もあります」と振り返り、次のように豊富を語っている。
「そんな僕にとって憧れであったレノファ山口FCでプレーできる事を本当に嬉しく思います。僕の夢は地元レノファ山口FCがJ1の舞台で戦う事です。そのために僕の持っている最大限の力を捧げるつもりです。皆さん一緒に戦いましょう! そして山口県を盛り上げましょう! よろしくお願いします!」