Jリーグは7月16日、各リーグの6月度月間優秀監督を発表し、J3リーグではギラヴァンツ北九州の増本浩平監督を選出した。初受賞。
今季からギラヴァンツの指揮を執り、戦術浸透とボトムアップを図ってきた。6月は天皇杯2回戦も入る過密日程の中、リーグ戦では3勝2分で負けなし。選考委の足立修委員長は「ベテランのセンターラインを動かしながら、大卒の若い選手を機能させていて素晴らしい」と評し、平畠啓史氏は「3勝2分で負けなし。4失点。僅差で勝てるチームを作り上げている。着実に勝ち点を重ね、プレーオフ圏までの勝点差は『3』。6月のJ3の中でもギラヴァンツ北九州の活躍は特筆すべきものだった」と高く評価した。
増本監督は「この賞は、日々支えてくれている現場のスタッフ、チームが気持ち良く活動する為に陰ながら整えてくれているフロントスタッフ、いつも明るく前を向いて挑戦し続けてくれている選手達、そして常に我々の背中を力強く支えてくれ共に戦ってくれているファンサポーターの皆さんの物だと思っております」とコメントし、「この夏をひまわりの様に咲き誇り、勢いを持ち続けてギラヴァンツ北九州らしく熱く上を向いて前進し続けたいと思います。これからも全身全霊、北九州の勝利の為に戦いたいと思います。本当にありがとうございました」と意気込みを語った。