J2レノファ山口FCは2月18日、山口市の維新みらいふスタジアムで明治安田生命J2リーグの開幕戦を戦い、大宮アルディージャに1-0で勝利した。
スターティングメンバーのうち5人が新戦力となったが、レノファは後半の立ち上がりを除けばボールを保持することに成功。試合序盤から皆川佑介が相手バックラインの背後を突いてゴールに迫るなど、攻撃のリズムを出した。
後半27分にレノファは左サイドから相手守備を攻め崩し、深い位置から小林成豪がグラウンダーのクロスボールを供給。相手がクリアしたボールを矢島慎也が回収し、シュートをゴール右に流し込んだ。これが決勝点となり、レノファが勝ち点3を手にした。
若手も躍動。川崎フロンターレから期限付き移籍で加入している五十嵐太陽はJリーグ戦初先発ながら、持ち味の高い位置でのパス受けやターンを披露した。ルーキーの野寄和哉は後半途中から出場し、周りと連係しつつも攻撃の積極性を発揮している。