J2レノファ山口FCは8月27日、敵地で徳島ヴォルティスと対戦し1-2で敗れた。終了間際の失点で勝ち点を落とした。
攻撃陣に負傷者がいたり、前貴之を出場停止で欠いているレノファは岸田和人が3カ月半ぶりの先発。ボランチでは佐藤健太郎も4試合ぶりにスタメンに並んだ。
前半は相手にボールを持たれ、ペースをつかめないままで試合が進んでしまう。前半28分に渡部博文のミスからボールを奪われ、その流れから至近距離でのフリーキックを献上。これをエウシーニョに決められ、先制を許した。
レノファは後半10分に高井和馬と新加入の成岡輝瑠を投入し、前半よりもボールを持ってゲームを進めていく。同20分には敵陣を突破しようとした田中渉がペナルティーエリアの手前で倒されてフリーキックを獲得。高井が右足で鋭くシュートを放ち、右隅にしずめて同点とする。
1-1で試合が進んでいたが、オープンな展開となって双方の運動量が低下。後半のアディショナルタイムにはコーナーキックから徳島の内田航平が勝ち越し点を決め、レノファは土壇場で勝ち点を失った。2連勝とはならず、順位は18位で足踏みしている。