J2レノファ山口FCはFW大槻周平選手との契約を更新しないことを発表した。2021年シーズンの途中で加入し、前線からのハードワークで汗を流したが今季は14試合に出場にとどまっていた。
大槻選手はクラブを通して「レノファでJ1に昇格することが目標でしたが、それが叶えられず、個人的にも結果を残せずに悔しい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいです。それでも変わらず、熱い声援を送り続けて頂いたファン、サポーターの皆様には感謝しています」と思いを語り、「素晴らしいチームメイトに出会えたこともぼくの財産です。山口という街が人柄が大好きになりました。2年半という短い間でしたがありがとうございました」と振り返った。
2012年に湘南ベルマーレでプロ生活をスタートさせ、ヴィッセル神戸、モンテディオ山形、ジェフユナイテッド千葉で活躍。今季は出場機会が減っていたが、ペナルティーエリア周辺での粘り強いプレーからセットプレーのチャンスを呼び込むなど、大槻選手らしさを見せた。