J3ギラヴァンツ北九州は8月21日、ミクニワールドスタジアムで第21節を戦い、松本山雅FCに0-1で敗れた。
メンバーを組み替えたギラヴァンツは、藤川虎太朗と加入後初先発の上形洋介をFWに置き、サイドから攻撃を組み立てていく。ボールポゼッションでもギラヴァンツが上回る展開だったが、決定機が多かったのは松本で、シンプルな組み立てで最前線のルカオと横山歩夢を生かしてシュートを放っていく。
個の力を生かした松本の攻撃を、ギラヴァンツはGK加藤有輝のファインセーブでしのぎ、前半を無失点。後半のギラヴァンツは高澤優也を4試合ぶりに投入するなど攻撃的な交代カードを切っていくが、後半13分にフリーキックのピンチを迎えると、その流れから松本の常田克人にゴールを許してしまう。
終盤はギラヴァンツもゴール前に人数を集めて同点ゴールを狙うものの、守備ブロックを固めた松本のゴールを射止めることはできなかった。2連敗で、順位は暫定12位。