J2ギラヴァンツ北九州は6月19日、福島県のJヴィレッジスタジアムで2位のいわきFCと対戦。2点の先行を許した試合だったが、髙澤優也が終盤に2得点を決めて引き分けに持ち込んだ。
ギラヴァンツは中盤の針谷岳晃が欠場し、永野雄大が先発した。前半は好機を作るも決めきれず、後半は相手に流れが渡り、後半20分と同28分に連続失点を喫する。
厳しい状況に立たされたギラヴァンツは、藤川虎太朗と池髙暢希を投入して流れを戻そうと試みる。これが奏功して勢いを取り戻し、後半33分、右サイドからボールを持ち運んだ池髙のクロスに髙澤が合わせて1点差に詰め寄った。さらにアディショナルタイムにも再び髙澤がヘディングシュートをしずめて同点とし、土壇場で勝ち点1を手にした。
順位は15位のままだが、ギラヴァンツが得点を決めるのは3試合連続。4月3日以降、まだ勝ち星を手にできていないものの、攻撃力は改善の傾向にある。