J3ギラヴァンツ北九州は3月24日、今治里山スタジアム(愛媛県今治市)でFC今治と対戦し、1-0で勝利した。リーグ戦では今季初勝利。暫定16位に浮上した。
20日のFC大阪戦では3-5-2としていたフォーメーションを4-2-3-1に戻して臨んだ。霧が濃く、足元も滑りやすいピッチコンディションになり、守備面で両チームが苦慮する場面も見られたが、前半を0-0で折り返す。
決勝点は後半3分。ギラヴァンツは左サイドの高い位置まで進出した高昇辰(こう・すんじん)がクロスボールを入れると、相手守備陣がボールをクリアできず、逆サイドで坂本翔がリターン。ゴール前に入った岡野凜平が右足を振ってゴールネットを揺らした。
試合は終盤に掛けて双方がビッグチャンスを作るが決めきれず、ギラヴァンツが1点差で勝利を飾った。次戦は3月31日午後2時からミクニワールドスタジアム北九州(小倉北区)で暫定首位の大宮アルディージャと対戦する。