J3ギラヴァンツ北九州は7月9日、Axisバードスタジアム(鳥取市)でガイナーレ鳥取と対戦し、2-1で勝利した。今季4勝目を手にし、順位を13位に上げている。
試合序盤は鳥取がサイドを突いてチャンスを作ったが、ギラヴァンツは先発復帰したGK加藤有輝が相手FW田口裕也のシュートをセーブするなど、無失点で試合を進めていく。
前半32分にはギラヴァンツがカウンターで先制点を手にする。右サイドの縦パスから高澤優也が相手守備の背後へと抜け出し、クロスボールから佐藤亮が右足を振ってゴールネットを揺らした。
後半に入ってもギラヴァンツがチャンスを作っていたが、同22分に鳥取がコーナーキックの二次攻撃から同点ゴールを決め、1-1とする。それでもギラヴァンツは下を向かずにゲームを組み立て、同40分、乾貴哉のアーリークロスに高澤が合わせて勝ち越した。
下位にしずむチーム同士の対戦を、ギラヴァンツが個人の力を生かして勝利した。ギラヴァンツは勝ち点を17に伸ばし、13位に浮上した。