チーム随一の俊足は、最終戦のピッチでもストロングを存分に発揮してくれるだろう。足で得点を呼び込み、勝利でタイムアップの瞬間を迎えられれば、山口は残留を決められる可能性が高い。スピードをストロングとする加藤大樹は「今季最後の試合でゴールを決められればと思う。点を決めにいきたい」とフィニッシュを見据えた。
今年は多くの困難が加藤を襲った。チームそのものも下位低迷や監督交代による戦術変更など未経験の嵐の中を歩んできたが、加藤はそれに留まらず、第17節横浜FC戦では下顎骨を骨折する重傷を負ってしまう。