「もう負けられない。取られるのではなくて、多くの点を決めたい」。崖っぷちの山口。残り5戦を全勝する意気がなければ、J3転落が現実味を増す。攻撃の軸を担う小塚和季は「負けられない」と語気を強め、5試合450分の戦いに向け、人一倍の覚悟を示した。
チームを高みに引き上げるため2年ぶりに山口に戻ってきた。しかし今季は監督交代で目指すサッカーが変化し、成績は低空飛行が続く。小塚自身のポジションも変わり、上野展裕前監督に抜てきされたボランチではなく、左ウイングバックやトップ下などに転向する。