背番号1がピッチに帰ってきた。GK村上昌謙は7月23日の岡山戦で左手を負傷。手術を受け、夏場はリハビリに専念してきた。照準を合わせていたという9月30日の福岡戦で守護神ナンバーのユニフォームに袖を通し、グローブを填めた手を叩いて声援に応えた。
その福岡戦は1-2の黒星。「あのタイミングで使ってもらい期待してもらったのに勝てなかった。監督と平井さん(GKコーチ)には申し訳ない」と悔やんだが、セットプレーのボールを跳ね返したり、相手シュートを枠外へと逃したりと健在ぶりを見せつけた。カルロス マジョール監督は「良かったと思う。失点に関しては村上選手が関わったというわけではなかった」と評価し、平井直人GKコーチは「久々の出場でバタバタしているところはあったが、良くやってくれている。彼の良さはアグレッシブな姿勢。それは発揮してくれていた」と動きを称えた。
明治安田生命J2リーグ 第36節
10月7日(土)15:00KO 維新公園
レノファ山口FC vs 名古屋グランパス