山口は前節、京都と対戦し、田中マルクス闘莉王やケヴィン オリスなどからの猛攻を1失点で耐え抜き、3試合ぶりの勝利を飾った。立役者は言うまでもなく好セーブを連発したGK吉満大介だった。
京都戦の前2試合は計8失点と山口ディフェンスは振るわなかった。GKに責があるのではなく、チーム全体の守備が緩く何度も好位置からシュートを打たれていた。それでも吉満はメンタルで落ち込むことはなくトレーニングに集中。「マイナスに行っても自分に得なことは一つもない。修正するためにどうするか。コーチの助言に真摯に向き合うことが大事だ」。迎えた京都戦。「いつもこれが最後の試合だと思って臨んでいるが、特に京都戦(の前)は連敗していた。どうにか力になりたかった」といつも以上の気合いでゲームに入った。