2試合連続でベンチに入り、復調の兆しを見せている星雄次。鋭い上下動で攻撃のリズムを出せるスピードスターの活躍は、浮上の扉を開ける鍵のひとつだ。「自分が出たら運動量の部分を出さないといけない」。求められている役割を自認する星が、持ち味を発揮すべき時が近づいている。
星は5月の山形戦で肉離れを起こして離脱。一度は復帰を果たし、6月30日掲載のウォーミングアップコラムでも星の言葉を紹介したが、その後もコンディションが上下。慎重に回復に努め、8月にトレーニングに再合流した。「コンディションは徐々に上がってきている。出たらやれる自信はある」と2節前からはベンチに名を連ねるまでに復調し、ピッチ投入も秒読み段階にある。