今節は北九州にとっては7月最後のホームゲームとなる。7月後半の2試合がアウェイで行われ、その後のJ3リーグは中断期間に入る。ミクスタでの試合に限れば8月19日の藤枝戦まで1カ月以上の間隔が開くため、今節は何としても結果も内容も掴み取りたい。「7月の残り3試合を乗り切ることが大事で、ここでしっかり結果を残せれば8月の準備期間でもう一度、チームのレベルアップができる」と原田武男監督は展望する。ミクスタはパワーをもらえる場所だ。チーム全体の勝利に対する欲がいっそう滾(たぎ)る試合となる。
試合を2日後に控えた6日のトレーニング。コーチングスタッフからはDF陣に対してかなり厳しく指示が飛んだ。リスクをどこまで背負うか。あるいは、どのような攻撃のスタートをするか。最終ラインはMFとしての出場時間のほうが長いような攻撃的な選手が並ぶ。長所を発揮させる一方で、守備の集中力を保たせなければならない。彼らが勝敗の重要な鍵を握る。