最下位でのJ3降格となった。選ぶなら「落」や「転」などといった文字も当てはまったかもしれない。しかし、今季の北九州はこの一文字に象徴されると思う。
主力選手の負者が相次ぎ、チームは開幕を前にして早くも傷だらけになってしまう。編成に苦慮したのは言うまでもなく、序盤から原一樹、西嶋弘之などが不在。池元友樹、小松塁、星原健太らも一時的にピッチを離れた。さらにはキャプテンの前田和哉もオフシーズンに手術した影響が残った。主力選手の離脱に対して応急処置を施すものの、選手層を厚くできなかったがゆえに仮初めでしかなく出血は止まらなかった。