J3ギラヴァンツ北九州は5月28日、北九州市小倉北区のミクニワールドスタジアム北九州(ミクスタ)でFC東京U23と対戦し、1-0で勝利した。ミクスタとの相性は良く、ホームでは4連勝となった。順位は暫定7位。
前節の藤枝MYFC戦を0-2で落とし、決定力や前線に割く枚数の不足が再び課題となったギラヴァンツ。今節はメンバーを3人入れ替えただけでなく、6試合ぶりに先発のFW平井将生を1トップに置く4-3-2-1で試合に臨んだ。狙いはもちろん「攻撃に入ったときの選手の距離感と、最終的なところに入ったときの人数を掛けたいというところ」(原田武男監督)にあった。しかし練習試合やトレーニングで実践してきた形とはいえ、まだ勝ちに繋がるほどに戦術を落とし込めていたわけではなく、平井へ送り込むパスの呼吸が合わなかったり、ポストプレーに絡めたはずの池元友樹と花井聖もプレーエリアを広げられず、シュートまでは持ち込めなかった。