J2レノファ山口FCは4月15日、維新百年記念公園陸上競技場(山口市)でジェフユナイテッド千葉と対戦。押し込む時間帯もあったが試合終盤のPKで失点し、0-1で敗れた。4試合ぶりの黒星。ゲームの進め方に課題を残した。
0-0で最終盤に差し掛かったとき、うまくゲームを進められればそれを「勝てる試合」や「勝ち点を拾える試合」にできる。現時点において強靱で完成されたチームならば確実に勝ち点を持ってくることだろう。しかし、レノファは勝ち点を失った。まだパワーや経験や意思統一が足りないのだ。
試合後、DF福元洋平は次戦の戦い方について質問を投げかけられた。彼は試合全体の進め方にはレノファらしさを貫くとした上で、「ラスト5分。この前の試合もそうだが、もっと目の前の結果を見た進め方をしていかないと、取れるものも取れなくなる」と力を入れた。
ラスト5分という穴。ゲームをしたたかに進められなかったレノファの、埋めなければならない穴に今節も嵌ってしまった。