J2レノファ山口FCは3月21日、山口市の維新みらいふスタジアム(維新百年記念公園陸上競技場)でツエーゲン金沢と対戦し、2-2で引き分けた。雨のピッチで戦い方の変更を強いられたが、山下敬大のプロ初ゴールなどで一時は2点をリード。しかし、試合終了間際に追いつかれ、対金沢戦での初勝利とはならなかった。順位は前節より一つ下げて4位となっている。
連戦中日となった水曜日の試合。霜田正浩監督は前節からメンバーを入れ替え、高橋壱晟とヘナンが初先発、瀬川和樹が2試合ぶりにスタメンに復帰した。
今節は雨が降り続き、ピッチは水たまりの中のような状況。雨天時は「水含み」と書かれることが多い公式記録のピッチ欄も今日ばかりは「良芝、水たまり」と記されるほど。グラウンダーのボールはすぐに止まり、浮かせたボールもあまりバウンドしない。最終ラインの背後に飛んだボールは危険度が高くなり、通常のピッチ状況であればGKが蹴り出せるボールも、今日ばかりはDFとGKの間でストップ。攻撃側にも回収しやすい場面ができてしまった。