◆J2山口で実る「霜田流フットボール改革」:昨シーズンを20位で終えたレノファ山口が、J2昇格を果たした16年以来2年ぶりにリーグ3位と上位を快走している。開幕から第10節FC町田ゼルビア戦(2-1)まで10試合でJ2トップの19ゴール。圧倒的な攻撃力が快進撃を支えている。
今年から指揮する霜田正浩監督が山口に新風を吹き込んだ。チームとして初めてタイでの海外キャンプを張り、温暖かつメディアに追われにくい環境でチーム作りに着手。ピッチ環境の問題などから県内を転々としてきた練習場は山陽小野田市に固定し、新加入選手の大半を同市内に住まわせた。練習にユースの選手やコーチを積極的に参加させ、アカデミーの強化も進めている。